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道中記
おはようございます。
今日から23日まで、中央図書館は特別整理休館です。
年に1度、図書館にある全ての資料の点検作業となります。
利用者の皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解を
どうぞよろしくお願いいたします。
この図書館日記でも、6月10日・9月29日と話題にしました
むかしむかしの旅のお話し。
『尾張藩社会の総合研究 7』という資料で、佐織公民館の
石田泰弘館長(学芸員)が、【道中記からみた宮・桑名間の交通について】
を執筆され、各新聞でいろいろ話題になっていますが。。。。
今度は、地元中日新聞で紹介されていました。
(2020年10月8日 中日新聞より)
そしてこの度!道中記から江戸の旅の様子を知る事が出来る企画展
『道中記の世界』が、佐織公民館にて開催されています。(^O^)/
せっかくなので、足を運んでみました。
道中記は、実際にその時代旅に出た際の記録。
ただ旅の行程を記録するためだけに作成されたわけでなく、「旅の
参考書」として機能しました。
尾張以東の東国地域の道中記は600点も! (;゚Д゚)
研究した中から、「佐屋廻りの実態」や、「道中記にみる津島・佐屋」が
わかりやすくパネルに解説されていますよ。
街道かいわいの絵図も展示され、それぞれの絵図からも江戸の当時
の様子も見る事ができます。
そして展示ケースには、多くの道中記が。。。
全国各地で開催された「旅」についての展示図録も。
道中記の資料の数々、展覧会図録は、すべて石田館長のコレクション
だとか!
ういろうのコレクションに続き、どんな調査・研究も、とにかくトコ
トン!です。
中央図書館で所蔵されている『東海道佐屋』(芳盛 画)の版画も
展示されています。普段、図書館でいつも見られるものではない為、
貴重なお披露目かもしれません。
公民館1階での展示です。
資料についてや絵図の解説などが聞きたい!という方は、ぜひ
佐織公民館へ。
パネル解説以外にも、興味深いお話しが聞けるかもしれません。
そして、10月6日から特別整理休館だった佐織図書館は、本日より
開館いたします。ご利用くださいね。(^O^)