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撮影
国立国会図書館新サービスの、「資料のデジタル化」。
撮影前の準備段階でも、相当な人員と労力での巨大な
プロジェクトである事がわかりましたね。
いよいよの撮影。
資料は当然、傷めないように、普段みなさんがコピー機を使用する
ように、表紙・裏表紙を上に向けて撮影する機械とは、違います。
本を読む形同様のスタイルで、撮影できる「ブックスキャナ」を
使用しています。
中には、分厚い資料などは、ページがつながっている部分(ノドと
言います。)の写りが悪くならないように工夫しながらの撮影です。
それでも写りが悪い物は、本を解体して撮影だとか!!( ゚Д゚)
え!解体して、元通りになるの?!
修理の熟練技術がある方なら、元通りになるのですよ~ (*^▽^*)
ご安心を。
撮影が終わると、データ作成です。
(国立国会図書館 月報より)
ここでも、1人1人が入力をしているため、時間もかかりますね。
そして、ようやく国立国会図書館に資料が戻ります。
納品や画像の検品が行われます。
その後、デジタル登録をし、公開となるようです。
デジタル化だけでなく、いろいろな利便性は、図書館やその業務に携わる
多くの方の考えのもと、地道な努力・ち密な作業の努力があってこそなのです。
「資料を守る」「財産として大切に」は、国であっても愛西市であっても、
思いは同じです。(*^▽^*)
『資料は大切に、そして沢山の資料の活用を。』
図書館に携わるすべての人が、望んでいますよ。(*^▽^*)