朗読のひととき ②
地域に伝わる民話の朗読の次は。
地域で活躍される方。
図書館で「本」と言えば この方。
今は亡き郷土作家
稲葉 真弓さんです。
中央図書館2階には
常設展示コーナーと、
彼女の数々の作品をまとめた
「稲葉真弓文庫」があります。
今回は、真弓さんとの繋がりがある
方のお話で、まずは皆様に真弓さんを
イメージしていただきました。
真弓さんの知人・高校時代の恩師
佐伯眞人先生の水彩画の挿絵と 児童文学
作家の奥様 佐伯道子さんご夫婦が作られた
ご本『小鳥たちからのプレゼント』から、
「ナンテン」・「あしたは」の2作品を聞いて
頂きました。
佐伯先生は、平成29年、
生前の真弓さんから直接お受け
取りになった 大切な詩集
『しろい ひびを うたう ために』を
図書館に寄贈してくださいました。
ご本・詩集を通して真弓さん・先生
図書館との繋がりができ 心あたたく
感じました。
もう一方。
真弓さんの幼なじみで、学生時代も
共に過ごしてきた 親友の
安田 明美さん。
真弓さんと共に過ごした幼い日々を
思い出していただき、語っていただき
ました
5歳の頃から 小・中・高校とずっと
一緒に育った安田さん。
学校行事で行ったキャンプの班で
真弓さんと一緒にカレーを作り
コーンビーフの缶の開け方で、
相談しあった事。
高校生の頃、全国の女子中高生
1,464名の感想文の中から第2位に
入賞した真弓さん。
安田さんは、自分の事のように悔しさ
を覚えたと話されていました。
「真弓ちゃんは、何と言って良いか
分からないけれど、私たちとは違った
オーラを持っていた人」
「とても 細身で、前髪がまっすぐ
そろえられていて・・」
参加された皆様は、目を閉じて
真弓さんをイメージされてみえました。