介護



    よい週末をお過ごしでしょうか?


    今日は1冊の本を紹介します。

    名古屋市の図書館を通じ、1冊の絵本が届きました。


   

     『つむぐ つながる 共に。』

      この絵本は、「介護絵本」です。

      現代も これからの未来も、高齢化社会おいて「介護」という
      問題は、大きな課題です。

      そんな中で、お年寄りの自立支援のサポートをする介護福祉士の
      皆さん、ヘルパーの方々は、支援をしながら、「これでいいのかな」
      自分自身に問いかけ、また自立支援という言葉に、「どうサポート
      すれば、お年寄りの方が活き活きと、暮らせるのだろう?」と悩み
      考えながら、業務にあたられています。

      今や、専門職の方だけでなく、家庭の中でも考えていかなくては
      ならない「介護」を知ってもらいたいという願いから、出版され
      ています。

      それだけ聞いていると、普通の「知ってもらいたい」本だと
      思いますが・・・

      この絵本。違います!!

      「介護をサポートする人」と、「介護される人」との共同作成
       の絵本なのです。

      

      

      この絵本の中の「絵」は、名古屋市にあるデイサービスセンター
      を利用されている 山田 恒子さんという94歳の女性が描いて
      います。

      介護する方と、お年寄りの方の優しい笑顔

      若い人と、お年寄りが手を取り合って仲良く そしてなにより
      お年寄りが楽しそうにする姿。

      

      絵を見ながら、文を読んでいくうちに、とても、心があたたかく
      なる1冊でした。(*'▽')

      絵を通して、自立し イキイキとする山田さん。
      山田さんの笑顔が見られて、この仕事のやりがいを一層感じられた
      介護職の皆さん。
      
      素敵なコミュニケーションが、垣間見られる作品です。

                      出版は、新聞にも取り上げられましたよ。

      
                      (2020年 6月6日毎日新聞より)


      大人の方にも、子どもさんにも、ぜひ読んでもらいたいと
      思い、一般書と児童書に1冊ずつ整理しました。


      機会あれば、手に取って読んでみてくださいね。(^◇^)