歴史を知る

現在、中央図書館1階 郷土参考室で

行われている 横井庄一さんの特別展。

 

昭和19年のグアム島の激戦を記した

新聞や、昭和47年1月25日に、

戦後28年ぶりに発見された一報を

報じた実物の新聞を公開しています。

 

展示でご覧いただけない面の記事を

参考資料として付け、折角ですので、

関連記事の内容を多くの方にご覧頂ければ

と、図録を配布しています。

 

新聞は、その時代の歴史を知る

大切な資料ですね。

 

そんな中、この地域で図書に関する

素晴らしい新聞記事を見つけました。

 

 

1990年11月1日の中日新聞の記事です。

 

明治の末、広い土地で農業を・・という

夢を叶えるため、カルフォルニア州へ

移住した 佐織町出身石塚国三郎さん。

 

昭和32年から 母校草平小学校へ

「後輩にしっかりと勉強してもらいたい」

と毎年100ドルを送金。国三郎さんが

亡くなられた後も、夫人のタカさん

(八開村出身)が遺志を受け継ぎ送金

し続けたそう。

 

図書を購入し、「石塚文庫」を作り

活用しました。

 

遠い国から、故郷を想った贈り物

先生・児童は嬉しかったでしょうね。

 

お話、記憶していますでしょうか?

 

 

新聞や様々な資料には、記憶が薄れ

て消えても、知らなかった 出来事も、

後にこうして、地域の歴史を知る事が

できる良さがあります。