待ち焦がれる


    こんにちは。

    梅雨に入り、毎日スッキリしない天気。
    でも、雨が降っていない今日は、窓を開けると、心地よい風が
    部屋に入ります。
    外では、スズメなどのヒナの声も聞こえてきます。
    

    先日、某テレビ番組で、「ラクダの移動図書館」という、珍しい
    移動図書館を紹介する番組が放送されていました。

    アフリカのケニア。ガリッサという地区の図書館で、
    「地方の学校に図書館の本を運び、子供達に多くの本を読んでもらいたい」
    という思いから、始まった臨時の図書館です。

    もちろん学校に行けない子も、沢山います。
    そんな子供達も、移動図書館を心待ちにしています。

    ラクダには、本が入った木箱を付け。

       
                    (引用先:http://news.bbc.co.uk/)

                車では、ぬかるみもあったりして運ぶことが困難な場所もあるようで、
     ラクダを使って本を運ぶスタイルなのだそう。

     ラクダさん・・重いけど、大丈夫? ( ゚Д゚)

    
    (引用元:https://africareporter.photoshelter.com/)

     待ち焦がれる子供達の元へ、ラクダは歩いていきます。

    着いた先には、待っている子供達でいっぱい!

    職員の方の選んだ本が並べられます。

    
              (引用先:http://news.bbc.co.uk/)


    こんなに、本が読みたい! という子供達が集まってくれると、
    図書館の方は嬉しいでしょうね。(ラクダも喜んでくれているかな?)

    
    日本と比べ、識字率が低いアフリカ。字が読めなくても、本を待って
    くれる子供も多いようです。

    そんな子供さんには、職員がその場で読み聞かせをしたりするそうで
    子供が本を見て笑顔になっていくのが印象的でした。


    こんなラクダ移動図書館見てみたい!と思いましたが、あいにく
    このガリッサは、日本の海外渡航規制区域。渡航できない危険区域
    です。

    ケニアだけでなく、ロバを使った移動図書館。船を使った移動図書館。
    世界には、様々な移動図書館があるのですよ。

    

    
     中央図書館には、こんな本がありました。

     そこには、世界中で、本を楽しみにしている子供達が紹介されて
     います。


     ところ変われば、愛西市中央図書館でも、学校や、児童館、
     保育園・子育て支援センターに、定期的に『団体貸出配送サービス』
     を行っています。

     今日も、各施設に、配送に行きました。

     先月、子供たちが読んでくれた本です。
     
     

    ラクダではなく、人が運んでいますが (;^_^A 
    子供達が喜んで待っていてくれたらいいな・・・と思い、
    これからもガンバって運びますね ♬