まち歩き②
次の名所は・・・
丁度、イチョウやモミジの紅葉が、
とてもきれいな場所。
星大明社です。
ここには、市の指定文化財である
「木造獅子頭」が納められています。
こちらの大明社は、尾張津島天王祭
の車楽舟の上部に置かれる能人形
や稚児行列の出発地点でもあります。
星大明社の近くには、
市川木魚製造所があります。
全国の寺院の木魚の製作は
この製造所しか残っていない
ようです
実際に、木魚を作られている
市川さんにお話を伺いました。
木魚のサイズも、大なり小なり。
福井県にある永平寺や、神奈川県の
総持寺、京都では南禅寺など、皆
さんが知る有名なお寺の木魚は、市川
さんが作られている木魚と知り、驚き
です。
「玉齊」書かれている木魚は、愛西市
で作られている物です。
クスノキを使用しているとの事。
この頃は、西日本で大木を購入し、
製造しているとか。
木は生き物。3~5年、大きいもの
でも7年ほど寝かせてた木を使用
するようです。
木のやわらかさ、乾燥具合など
木魚に出来る木も、選ぶ事の
難しさを学びました。
木魚の製造では、木を空洞にするのが
一番大変とか
音の調整もあり、難しい作業だと
改めて知る事が出来ました。
右は、製作途中の物。左は完成品です。
音の違いも実際に聴く事ができました。
高い音の右に対し、完成品は、深く落ち着
いた低い音です。
削りながら、音も確かめながら完成を
目指します。
参加者の皆さまも、興味津々
積極的に、質問される姿も。
伝統を守り続ける苦労や、仕事に
対するこだわりなど、詳しいお話
を聴く事ができて よかったですね。
後半のまち歩き、まだまだ続き
ます。