環境づくり②
前の記事に、「読書のバリアフリー化」を掲載しました。
実際、中央図書館には、こんな本があります。
新聞でもありましたが、専門の図書館司書だけでは、点訳作業は
難しい事が現状で、ボランティアさんの力を、必要としています。
「すこしでも、障害のある方の力になりたい。」
そんな方は、点字や点訳を学んでみませんか?
また、少しではありますが、点字が併記されている本もあります。
子供さん向けの点字絵本や、大人の方向けの料理の本などです。
上の写真では、どう併記されているか分かりづらいですが、中身は
こんな感じです。
文字は、漢字がありますが、点字はすべて「ひらがな」表記です。
そのため、点訳は、より時間がかかるのですね。
文字だけでなく、時には「点」を使って、形なども分かるように
表しています。
レシピ本も、こんな感じです。
愛西市図書館では、まだまだこのような点字資料が充実している
とは言い難いのが現状です。
ですが、名古屋盲人情報センターでは、点字の資料で貸出できる
ものが多くあります。
(参照:名古屋盲人情報センター 図書貸出について)
全盲ではないが、小さな活字が読みにくい・・・・
そう思われる方のためには、「大活字本」をご用意しています。
また、認識している方は少ないと思いますが、中央図書館の館内に
は、「対面朗読室」もあります。
愛西市には、「声のボランティア」さんが、毎月の「広報あいさい」
を声で録音し、いつでも市内の情報が分かるように提供してくださって
います。
利用されたい方は、いつでもお声かけください。