蓄音機コンサート♪

    今日は、午後から風も強くなり、すっかり秋~冬に向かっている
    感じになりました。
    一気に、日が落ちる頃には、寒くなりそうですね。(◞‸◟)

    中央図書館では、午後1時半から「秋の蓄音機コンサート♪」が開催
    されました。

    事前に整理券をもらっているお客様、約70名の方が鑑賞してください
    ました。

    

     座席は、蓄音機のホーンから出る音に合わせ、一番良い状態で
     音楽を鑑賞して頂きたいという事から、会議室の真ん中に座席を
     設置しました。

     蓄音機から、左右45度の角度までが、一番良い音がダイレクトに聞こえ
     るとの事。

     リハーサル時に、真ん中・横・前列・後列、いろいろな場所で
     音を聴くと、やはり音の違いに納得!!


     午後1時半には、お客様がいっぱいになりました。


     今回のコンサートの蓄音機をお持ちの、「なごや蓄音機クラブ」の
     勝原様を含め、クラブ所属のアシスタントの女性の方2名で、
     コンサートは、進行していきました。

     

     蓄音機の話、それぞれの曲が作られたエピソードなどの分かりやすい
     解説を熱心にしていただきました。

     本日の蓄音機!実物を間近に見ると・・・・

     
    
     とても迫力満点です。(^O^)/

     この蓄音機、1930年代のイギリス製。

     日本で、1930年代・・・満州事変や二・二六事件があった頃。
     そう考えると、時代を感じますね。

     この蓄音機には、こんなマークが。

     


     このイラストのように、本を読みながら、蓄音機の音色を聴く。
     こんなくつろいで、当時の人も音楽を楽しんでいたのですね。

     レコードの針は、1曲ずつ、取替も必要です。
     女性の方も、針を丁寧に交換したり。
      

     丁寧に設置したり、扱ったりしていても、やはり年代物。

     運搬中の何かか? 急に調子を悪くしてしまう事もあるそうで。
     今回のコンサートも、途中少々調整が必要になりました。

     その間に、もう一つ、同じ年代の蓄音機で、愛西市佐屋町出身の
     「加藤高明」氏の、総理大臣時代の演説レコードを聴く事に
     なりました。
     
     
     

     普段このレコードは、2階の加藤高明氏の展示ケースの中に、紹介
     され、保管されています。

     今回、蓄音機で聴く事が出来る事になり、早速流しました。

     加藤高明氏の肉声を綺麗な音で聞くことが出来、中には、身を乗り
     出して、興味深げに聞き入るお客様も見えました。


     調子も戻った蓄音機も、最後には、フランク永井の「有楽町で
     逢いましょう」の曲を聴く事ができましたよ。

     コンサート終了後には、間近で蓄音機を見て、蓄音機クラブの
     方のお話しを聞きたいお客様が、蓄音機の前に集まっていました。


     

     コンサート、いかがだったでしょうか?
     午後のひとときを、楽しんでいただけたら、嬉しいですね。(*^▽^*)


     来週23日(火)からは、いよいよ!通常通りに、中央図書館も
     開館します。(^O^)/


     また、多くの皆様が、ご利用してもらえたら、嬉しいです♬
     お待ちしております。