愛知にも
先日、知人の方から。
「高知出身 牧野富太郎だけでなく、
愛知出身の 植物学の有名な方がいるよね。」
そんなお話しを聞きました。
名古屋生まれの 伊藤圭介氏です。
日本を代表する本草学者であり、
医学者 そして日本初の理学博士でも
あります。
西洋植物学を、シーボルトから学んだ
そうです。
2001年には、没後100年として
名古屋市博物館で特別展も。
図書館では、この時の図録を
所蔵しています。
(中央 郷土参考 A289/ィ)
彼の著書
『泰西本草名疏』は、植物分類法を
日本産の植物に初めて適用した本です。
「おしべ」「めしべ」「花粉」
などの言葉を使ったのも、この本が
初めてだったそうですよ
こちらは、国立国会図書館の他
名古屋市蓬左文庫や、名古屋市
博物館、名古屋市鶴舞中央図書館
に所蔵があります。