あいさい歴史講演会
こんにちは。
中央図書館では、午後2時から、あいさい歴史講演会を開催しました。
テーマは、『伊勢湾台風による学童避難』でした。
今年は、伊勢湾台風から60年。
当時の自然災害を振り返りながら、防災意識を高めようと、
55名の参加者が、聴講してくださいました。
講師は、NPO法人木曽川文化研究会代表 大同工業大学名誉教授の
久保田 稔先生です。
先生が、国土交通省木曽川河川事務所と編集された調査研究資料
「伊勢湾台風から60年(KISSO 特別号)」を元に、お話しをされ
ました。
資料の他に、残念ながらこの台風でお亡くなりになられた方の埋葬の
仕方など、今まで知らなかったお話しも、写真を見ながら聴く事が
出来ました。
災害が起こり、現代よりも情報網もあまり整っていなかった時代の中で、
何百人の被災者を、1日1日で、てきぱきと各地へ避難させていた対処の
早さにも、驚きました。
今後、起こりうる災害で、私たちは、どう対処すべきか?を、
地域や、各家庭で話し合い、考えていかなければならないと実感
した講座でした。
参加者の皆様は、こちらの資料をお渡ししました。
先生と木曽川河川事務所の方の ご厚意により、快く参加者の方への
プレゼントとして資料をいただきました。
本当にありがとうございます。
講演後、じっくりと、ご家庭で読んでいただけたらと思います。
講演会場には・・・
中央図書館で所蔵の、伊勢湾台風資料を展示。
愛西市内の学校からお借りした、市内の伊勢湾台風時の写真も
展示しました。
このような被害が二度と起こらない事を願います。