宵の観覧③
御旅所側から観覧していた
スタッフ。
奥の車河戸(くるまこうど)から、
1艘ごと、巻藁船が出てくる姿が
見えました。
先頭の船が 近づいてくるにつれ、
雅なお囃子の音色が大きくなって
きます。
船はゆっくりと進み、御旅所前で
動きを止めます。
巻藁船は、津島五か村から1艘ずつ
出されます。
堤下(とうげ)・米之座(こめのざ)
今市場(いまいちば)・筏場(いかだば)
下構(しもがまえ)という名前が
ついています。
先頭の堤下(とうげ)の車を始め五艘が
一列になって、進んできます。
御旅所に着岸しました。
(写真は、米之座)
到着した船から下船し、
御旅所の神輿に拝礼です。
拝礼が終わると、また船に乗り込み
ます。
そして、向きを変え、御旅所を
離れます。
水面に映る灯りもとても素敵です。
向きを変え、御旅所を後にする車は
大きく 見応えがありました。
大きな船ですが、静かな動きと、お囃子の
音色・提灯の灯りが、とても幻想的。
観ている風景が、約600年前から
続いてるとの事。
時代が変っても継承され、
同じように観る事が出来るのは
感動でした。