おすすめ本紹介

タイトル ①「無料塾」という生き方 ②ルポ無料塾
作者 ①小宮 位之∥著 ②おおた としまさ∥著
出版社 ①ソシム ②集英社
資料コード ①111521092  376/コ ②111522801  376/オ
コメント 中学校から高校に進むには“受験”という、子どもたちにとっては初めてとも言える試練があります。ましてや、高校から大学となれば。
そのどちらの望みも口に出せない子どももいます。
今では“子ども食堂”は所々に出来て、子どもの身体の成長を助けています。しかし、学力の成長はどうでしょう。
ここに「無料塾」の存在をご紹介します。ただ、入塾には条件があります。
与えることが全てではない。
この2冊を読んでいただければ。
「教えているのは、希望。」深く心に刻みたい言葉です。
タイトル なれのはて
作者 加藤 シゲアキ∥著
出版社 講談社
資料コード 111518304  F/カ
コメント 報道局からイベント事業部に飛ばされた守谷に、吾妻が提案したのは、企画が通るはずもない、作者もわからぬ“一枚の絵の作品展”
乗り切れない守谷だったが、ひと目見たその絵の、人を引き付ける力に、権利者は誰かと報道畑の血が騒ぐ。
昭和、大正と遡って、人々の苦しく困難な時代へと私たちを誘います。
いつしか、著者加藤シゲアキ氏がアイドルでもあることを忘れ、没頭する自分に気がつかれることでしょう。
タイトル ヨルノヒカリ
作者 畑野 智美∥著
出版社 中央公論新社
資料コード 111514469  F/ハ
コメント 勤め先の洋食屋が閉店するタイミングで、住まいであるアパートの取り壊しも決まり途方に暮れていた光(ヒカリ)。
大雨の夜、目にした「従業員募集、住み込み可」の文字。救いの光と思われた店は、畑違いの手芸店!?

多様性が問われる社会で、同じような覚えがある方もいらっしゃるかもしれませんね。皆が生きやすくするためには、一人ひとりの心に耳をかたむける。大事ですよね。
タイトル 母がゼロになるまで
作者 リー アンダーツ∥著
出版社 河出書房新社
資料コード 111514667  916/リ
コメント 東京に住む著者のもとに、大阪から母親が突然やってきた。
最初は嬉しかった著者だが、母親の様子がおかしい。

元気な親の印象しかない方には、かなり衝撃や苦痛を伴うかもしれません。
しかし、周囲との関係、行政という他人の手、この一冊には、みなさんが今後経験するかもしれない事が赤裸々に記されています。

最期まで読み通すことで、一筋の光が見えるでしょう。
タイトル 校閲記者も迷う日本語表現
作者 毎日新聞校閲センター∥著
出版社 毎日新聞出版
資料コード 111514048  810/コ
コメント 誰かと話している時、自分の表現にふと違和感を覚えることはありませんか?
新聞や書物を読んでいる時に、ひっかかりを感じたり。
“すてき”を“素敵”と書くのは当て字だとか。
“見える化”という言葉も度々目にしますね。
元々はある企業の社内用語だったそうです。

読めば読むほど知恵がつくはずが、「一両日中に仕上げます」…。
今日、明日?明日、明後日?あー悩ましいですね。