おすすめ本紹介

タイトル ヨルノヒカリ
作者 畑野 智美∥著
出版社 中央公論新社
資料コード 111514469  F/ハ
コメント 勤め先の洋食屋が閉店するタイミングで、住まいであるアパートの取り壊しも決まり途方に暮れていた光(ヒカリ)。
大雨の夜、目にした「従業員募集、住み込み可」の文字。救いの光と思われた店は、畑違いの手芸店!?

多様性が問われる社会で、同じような覚えがある方もいらっしゃるかもしれませんね。皆が生きやすくするためには、一人ひとりの心に耳をかたむける。大事ですよね。
タイトル 母がゼロになるまで
作者 リー アンダーツ∥著
出版社 河出書房新社
資料コード 111514667  916/リ
コメント 東京に住む著者のもとに、大阪から母親が突然やってきた。
最初は嬉しかった著者だが、母親の様子がおかしい。

元気な親の印象しかない方には、かなり衝撃や苦痛を伴うかもしれません。
しかし、周囲との関係、行政という他人の手、この一冊には、みなさんが今後経験するかもしれない事が赤裸々に記されています。

最期まで読み通すことで、一筋の光が見えるでしょう。
タイトル 校閲記者も迷う日本語表現
作者 毎日新聞校閲センター∥著
出版社 毎日新聞出版
資料コード 111514048  810/コ
コメント 誰かと話している時、自分の表現にふと違和感を覚えることはありませんか?
新聞や書物を読んでいる時に、ひっかかりを感じたり。
“すてき”を“素敵”と書くのは当て字だとか。
“見える化”という言葉も度々目にしますね。
元々はある企業の社内用語だったそうです。

読めば読むほど知恵がつくはずが、「一両日中に仕上げます」…。
今日、明日?明日、明後日?あー悩ましいですね。
タイトル リカバリー・カバヒコ
作者 青山 美智子∥著
出版社 光文社
資料コード 111514568  F/ア
コメント “とげぬき地蔵”を知っていますか?
お地蔵さんを自分に見立て、具合の悪い場所をさすります。
“どうか良くなりますように”

団地に囲まれた小さな日の出公園には、とげぬき地蔵ならぬ、リカバリー・カバヒコがいます。
この物語でも、それぞれカバヒコが必要な人たちが、すい寄せられるようにやって来ました。

私たちの心をあたたかく包みこんでくれるのは、カバヒコかもしれません。
タイトル 世界でいちばん透きとおった物語
作者 杉井 光∥著
出版社 新潮社
資料コード 111510749  ビブリオバトル/B/F/ス
コメント 多くの浮き名を流してきた作家、宮内彰吾が亡くなり、1カ月後、燈真のもとに宮内の息子から初めて連絡が入る。
宮内の最期の作品である原稿が行方不明だという。
フリーランスの校正者であった母は、ひとりで燈真を育て、2年前に事故で亡くなっていた。原稿探しは燈真にとって思い出のない父親捜しとなり、意外な展開を見せ始める。

実在の作家の名や創作の苦労も垣間見られる不思議な物語です。
タイトル モンスターズ・インク
作者 キキ ソープ∥作
出版社 偕成社
資料コード 120359781 YA/908/デ
コメント こわがらせやの仕事は、人間界に通じるドアから寝室に入り、子どもの悲鳴をあつめ、エネルギーを確保すること。しかし人間の女の子がゼッキョウフロアに入り…。

【イチオシポイント】
・いろんなキャラクターがでてきて、それぞれの特徴があること。
・サリーとマイクのぼうけんを読むことができること。

職場体験 佐織中 Yさん
タイトル やっぱりペンギンは飛んでいる!
作者 いとう 良一∥著
出版社 技術評論社
資料コード 110900206  YA/488/イ
コメント ペンギンの歴史をひもとき、今のペンギンの進化と、ペンギンの不思議を解説する。

【イチオシポイント】
1.ペンギンに詳しくなくてもわかりやすい!
2.ペンギンの全ての種類を詳しく解説し、ペンギンを知れる!
3.図もあるからあきずに楽しめる!

職場体験 佐織中 Eさん
タイトル かわいいハムスターの飼い方
作者 霍野 晋吉∥監修
出版社 東京創元社
資料コード 110950599  YA/645/カ
コメント 小さくてかわいいハムスターの種類の飼い方などの事が、とても細かく書かれており、ハムスターを飼ってみたいという気持ちが出てくるような本です。

【イチオシポイント】
・ハムスターは種類によって性格が違うので、どの子をお迎えするかを決める参考になる。
・ゲージの準備やご飯の準備はどれがいるのかが分かる。
・ハムスターの体調やストレスの事を書いてあるので対策できる。
・この本を読むことで、ハムスターの事がくわしく分かる。

職場体験 佐織西中Sさん
タイトル 夢をかなえるゾウ
作者 水野 敬也∥[著]
出版社 飛鳥新社
資料コード 110922192  YA F/ミ
コメント へいぼんな社会人から、突然ゾウが現れる!へいぼんな社会人から、立派な社会人に変えるため、命令を次から次へと出される。はたして立派な人に変われるのだろうか?

【イチオシポイント】
1.ゾウがどんな姿かを想像するのが楽しい!
   ゾウの姿がコロコロ変わるから、そこがみりょく!
2.命令がめんどくさいのがいい!
  「ゾウの命令」は自分の日常生活にもいかせれる!
3.読みやすい!!
  「ゾウの命令」が、1個1個区別ってある!
  最後のページにも、「ゾウの命令」が書いてある!

職場体験 佐織西中 Mさん
タイトル 星合う夜の失せもの探し
作者 森谷 明子∥著
出版社 東京創元社
資料コード 111509394 YA/F/モ
コメント れんげ野原の中にある秋葉図書館には、名探偵ばりの司書がいる。曾祖母の残した開かずの文箱、失踪したしたブックカフェの猫、図書館開設準備中に発覚した旧家の秘密。謎を抱える利用者を解決までやさしく導きます。

【イチオシポイント】
私がこの本をオススメする理由は、様々な謎を図書館の司書が、知る人ぞ知る本を使って解いていくというところです。
本での物語や情報を使って図書館の利用者たちが悩んでいる事や、不思議に思っていることなどを解決していくのが斬新で、とてもおもしろいと思いました。
実際にある本を引用しているところもあるので、自分の知らない本に出会えるのも魅力の一つです。

職場体験 佐屋中 Iさん