2017-7 Blog Entry List

熱い!!

今日も、とても蒸し暑い日になりそうです。

気候も暑いですが、このところ「日本人横綱」や「大関昇進」と
相撲も熱く!!なっていますね。

この暑い夏になると、愛知県での「大相撲名古屋場所」で、
名古屋駅前は、関取の方たちと遭遇する事も少なくありません。

尾張地方でも相撲の上りを立て相撲部屋があります。朝稽古を観戦
される方もみえますね。

図書館でも、毎朝、新聞のスポーツ面を楽しみに来館される利用者さん
もいらっしゃるのでは。


相撲観戦する前に、こんな本もどうでしょう。


相撲ファンの女性「スー女」の方には、こんな本も♬


みんなで相撲を知って、もっと熱くなりましょう!

ディスレクシア?

さて、皆さんは「ディスレクシア」という障害をご存じでしょうか?

「ディスレクシア」とは、読み書きが上手く出来ない障害です。

 ●見た目は、健常者と何ら変わりない。(読み書き以外は、健常者と変わりない。)  
 ●本を読む時に、極端にたどたどしくしか読む事が出来ない。
 ●読んだり、書いたりするのに、極端に時間がかかる。
 ●読む事に集中できない。
 ●ひらがなの「あ」と「め」、「い」と「こ」、「ね」と「ぬ」など、形が似ている
   文字が識別できない。
 ●漢字の作り「日」と「目」など、作りの棒が、1本なのか、2本なのか
  識別ができない。   

私は恥ずかしながら・・・図書館の研修会で初めて知った1人です。

研修会では、YouTubeの動画で、この障害の人たちがどんな風に文字を見ているのか?を体験する事が出来ました。


「文章が歪んで見える」
「文章がダブって見える」
「文字が正確に認識出来ない為に文章の理解が出来ない」
「教科書を1字1字たどたどしく読む」

このような見え方で、読み書きに苦しむ子供達が、クラス40名中に3名ほどいるという現実。
そして、学校の教師や、両親にも分かってもらえない事実。

近年は、就学前後に、学校や病院などで検査をすると、そのような障害があるか?ないか?判断がつくようになっているそうですが。

大人が、「図書館で本を借りても、全然読みたがらない」「本を読んでいても集中が出来ない」「読み書きが好きでないのかも?」そう思ってしまい、障害である事を見逃すケースもあるようです。

早く周りが気づいてあげれば、読むこと・書くことも自信がつきます!
そして、上達もするそうですよ。

そのような子供達には、「わいわい文庫」という図書館があり、
読書支援を行っています。

http://itc-zaidan.or.jp/ebook.html

音声のみの図書や、読んでいる箇所をマーカーしながら読んでいく図書
など、主に電子図書を扱う施設です。

そして、図書館にも「ディスレクシア」についての本があります。


図書館員として、どんな子供達にも「読む」楽しさ・面白さを知ってもらえたら・・と思います。

そして、周りの皆様が、障害のある方への理解・優しさが少しでも芽生えたらと切に願います。

図書館の研修会

おはようございます。

月曜日は休館日でした。利用者の皆様には、ご迷惑をおかけいたしました。
中央図書館は、本日9時~18時の開館です。ご利用下さい。

先週、図書館の研修会に行ってきました。

図書館の職員は、定期的に、県内の公共図書館の方々と交流をし、情報交換と、
様々なテーマでの研修会をしています。

今回のテーマは、『障害者差別法』施行から1年をふりかえってという事で、
図書館での障害者サービスの在り方、そして図書館にも関わる障害の知識を深める
意味での研修会でした。

その研修会では、「名古屋盲人情報センター」の方の講演を聴講する事が出来ました。

名古屋盲人情報センターとは、いわゆる「点字図書館」です。
目の不自由な方が利用される図書館なので、愛西市中央図書館のような対面的な
図書館ではなく、電話での利用案内・点字郵便での貸出返却が主な図書館になります。

健常者である職員と、障害のある利用者の方とのやり取りは、気持ち的な感情部分
など、様々な苦労もあるようです。それでも、利用者の方に少しでも役立てられる
よう、一生懸命に対話してみえます。

また、私たちの住む愛知県は、全国でも珍しい「名古屋市障害者差別相談センター」が開設されています。

障害者差別法が施行されて1年経っても、社会ではまだまだ障害者の方が、住みよい
社会ではない事が沢山あるのです。そんな苦しみを持つ障害者の方の窓口が、この相談センターです。
図書館の相談もあるという話を聞き、考えさせられました。

愛西市の図書館では、目の不自由な方のみならず、高齢者の方で、活字を
読むより・・・という方に、「録音資料」の貸出や、館内視聴が利用できます。
(館内視聴は、中央図書館のみとなります。)

「広報あいさい」は、毎月、声のボランティア「ひまわり」さんが、録音の作業を行ってくださいます。

私たちスタッフも、少しでも障害者の皆様の力になれるようご案内していきたいと思っています。


大きな活字の本を読みたい!という利用者の皆様には、「大活字」の本がございます。


新聞や雑誌など、読みたいのに、この頃つらいなあ~と思ってみえる利用者さんには、これ!

スティックの拡大ルーペです。
黄色のラインに文章を合わせると、文字を拡大するだけでなく、行も読み間違いが
なくなる優れものです(^O^)/

カウンターに設置してありますので、ぜひご利用くださいね♪

図書館は、「活字を読む苦痛な空間」ではなく、どんな方でも気軽にくつろげる空間でありたい。

そう思う今日この頃です。

歴史・文化講演会

午後2時より、歴史・講演会『尾張津島天王祭の市江車について』が開催されました。

聴講された方は、なんと!85名!!
多くの市内・市外の方々が、聴講に来てくださいました。

2階会議室に入れないほどの聴講の人の数に、ただただ驚くばかりでしたが、
講演会開催を企画し、本当に良かったと嬉しく思いました。





講師の黒田剛司先生も、市江車の説明をPowerPointを使いながら丁寧に解説してくださいました。


講演会も1時間半の予定のところ、2時間になりましたが、最後まで、熱心に聴講されていた皆様。
講演後には、会議室の後ろに展示した、朝祭の屏風絵を熱心にご覧になってみえました。




朝祭のバラン工芸の作品も飾りました。


こちらは、A3サイズの複製を先着順でプレゼントしました。
聴講された皆様が、喜んでくださる姿が印象的でした。

今日の講演会を聴講され、天王祭本番!には、様々な思いをもってお祭りを観られるのでしょうね。
少しでも、皆様のお役にたてられれば・・・と思います。

お暑い中、どうもありがとうございました。
次回は、来週16日に「あいさい講座」が行われます。
またのお越しをお待ちしています。

蓮見の会

こんにちは。

今日は、朝から快晴!です。

愛西市の森川花はす田では、7月8日・9日と、『蓮見の会』が開催されています。

蓮の花は、愛西市の花にもなっています。

図書館の発行する「はすみん」という名前も、この蓮から命名しました。

今日の、蓮の花を観察に出かけました。



辺り一面、綺麗に咲き誇っています。


一輪一輪の花は、大輪で華やかさがあります。



下から見ると、また違う感じで綺麗です。

背丈が高く、150cm以上です。

圧倒されて、観察していると・・・



↑こんな物がありました。
そう!これが、蓮の実です。

立田のこの地方では、「蓮の実」を食べる習慣もあるようです。
そして、とても美味しいものだそうですよ。

多くの方が、見物されていました。

いつも図書館でお世話になる、愛西市観光協会さんや、
「あいさいボランティアの会」の皆様も、「蓮見の会」の賑わいを盛り上げてくださっていました。

蓮の花の見頃は、朝早い時間がおすすめのようです。
午後1時を過ぎる頃には、花はつぼんでしまうとの事。

是非、間近で大輪のはすを見学されてはいかがでしょうか。

蓮の花が咲くと、「夏が来たな~」と感じます。

本日午後からは、中央図書館で「尾張津島天王祭の市江車について」の講演
があります。

お部屋を涼しくして、お待ちしています(^O^)/