図書館日記
節句
9月9日。
今日は、『重陽(ちょうよう)の節句』
だそうです。
聞き慣れない節句です。
(スタッフが知らないだけかな?)
今日は、「1年で最も縁起がいい日」だそう
ですよ。
旧暦での節句だそうで、新暦では
10月10日にあたります。
栗ごはんや、菊なども食べる風習も。
縁起をあやかりたい人にはこんな本が
あります。
少しでもあやかりたいですね~
今日は午後2時より、「お月見とうろう工作会」
があります。
参加申込みされた皆さん!
お待ちしています。
とうろうに、願いを込めて
作りましょう~♬
初秋
9月に入り、夏の特集から
コーナー本も、変化しています。
中央図書館では、一般書・児童の企画
は、『防災』。
児童ミニ企画は、『青少年によい本を
すすめる県民運動』を特集しています。
佐織図書館では、敬老の日にちなんで
『おじいちゃん おばあちゃん
いつも ありがとう』の特集です。
これから、ほんの少しずつ季節が
変化していきますね。
「読書の秋」にふさわしい季節が
早く来ないかなあ・・🍁
秋らしい本の紹介です
『栗のお菓子づくり』
(中央 一般 596.65/ィ)
『100年後まで残したい!日本の
美しい花風景』(中央 一般 472/ヒ)
『真夜中の栗』(中央 一般 BF/オ)
『夜空を歩く本』(中央 一般 748/ハ)
時間がある時、ゆっくりと秋の空
の移り変わりも眺めたいものですね。
児童書・絵本は。
『どんぐりと山猫』(中央 お話室 E/ィ)
『めぐる森の物語』(中央 お話室 E/メ)
『ひがん花の赤いじゅうたん』
(中央 児童 289/オ)
「ひがん花の赤いじゅうたん」の
お話は、愛知県半田市のお話です。
(写真:半田市観光協会より)
この景色を実際に見る前に、大人の方にも
子どもさんも読んで頂きたい1冊です。
冬支度
おはようございます。
暦は、9月になりましたね。
タイトルだけを見たら、
猛暑なのに?と思いますが、
畑の方では、もうすぐ冬野菜の
準備が始まります。
おでんに美味しい「大根」
鍋料理に欠かせない「白菜」「ネギ」
シチューやカレーに入る
「玉ネギ」
冬野菜を育てる本は、こちら!
自ら作る野菜は、美味しさも増しますね
そうはいっても。。
畑仕事は、まだ暑いです。
作業には、熱中症など気をつけなくては
なりませんね。
思い出の夏②
広々とした旭川の自然の景色です。
街の至る所に、三浦綾子さんを感じ
ました。
「氷点橋」と名がつけられている橋も
あり、文学ロードもあります。
文学記念館の入り口には、氷点の舞台にも
なっている「外国樹種見本林」があります。
館内から見ると、まるで絵画のよう。
見本林は、「北海道遺産」にもなって
いるとのこと。
分館には、実際にご夫婦で執筆活動
されていた書斎が、そのままの状態
で移築されていました。
ゆっくり眺める事ができるよう
ベンチなどの配慮も。
何処かから、ひょっこり三浦夫妻が
現れて執筆の続きをされそうにな
感覚になりました。
中央図書館所蔵の三浦綾子さんの
作品の一部です。
人生について語る本や、北海道舞台
とした作品など数々あります。
「天北原野」「ひつじが丘」「母」
などの作品は、大活字本もありますよ。
思い出の夏①
8月も、残すところ3日ですね。
この夏、どんな思い出ができました
か?
図書館スタッフの夏。
長年、夢だった場所を訪ねました。
旭川市にある『三浦綾子記念文学館』です。
生前、ファンの募金によって設立された民間の
文学館です。
作家 三浦綾子さんは、昨年生誕100年を迎え
ました。
彼女の代表作「氷点」は、彼女の生まれ育った
旭川を舞台にした作品です。
展示の中に、1冊のアルバム
彼女の幼少期のアルバムでした。
「ご自由に手に取ってご覧下さい」
触れることができる展示に、驚いた
とともに、感動
数々の直筆原稿やノート、
病と闘った時の記録など、多くの展示
を見る事ができました。
そして、彼女が出版した本の展示も。
これも、1冊ずつ手に取って読む事ができます。
館内の机に、彼女が作品の中で、
「人」に伝えたかったメッセージが
書かれた小さなカードがさりげなく
置いてありました。
「お好きなカードをどうぞ」
来館した方へ、心に染みる好きな文章の
カードをそっとプレゼント。
まさかの最高のプレゼントでした。
文学館そのものが、三浦文学が好きな
人への彼女の思いやりがいっぱい詰ま
っているようでした。
(※写真は、すべて許可を頂きました)